Northfields
2019年11月26日
焼き菓子とアンティーク家具

イギリス人の旦那さんと素敵な奥さん二人で営む可愛いカフェNorthfieldsにお伺いしました!仙台にこんな素敵なカフェがあるのかと嬉しい驚きがたくさんでした。
お店は、ボーっとしてると通り過ぎてしまいそうになるくらいひっそり建つビルの3階にあるのです。ドアにはドライフラワーの花束が。季節によってお花の種類が変わったり、クリスマスシーズンにはリースに変わるみたいです!まずここから素敵!
ステキな間接照明

テディベア♡

お店入った瞬間から香ばしい香りが!いろいろな焼き菓子がケースに並んでいました。スコーンにキャロットケーキ、ブラウニー、ケーキ!この日の季節のケーキはパンプキンスパイスケーキでした。全部満足できそうなサイズなのがうれしいですね。
今回はイギリスといえばスコーン(勝手なイメージ)ということでスコーンをチョイス。付属のナイフで半分に割り、クロテッドクリームとストロベリージャムをつけていただきます♪
スコーンの美味しい食べ方のポイントはクロテッドクリームです。クロテッドクリームとは生クリームとバターの間のようなクリームで濃厚でコクがあるのにサラリとしているのが特徴です。スコーンにジャムとクロテッドクリームをたっぷりのせるのが食べ方のポイントです。
左:デヴォン式 右:コーンウォール式

イギリスは長年、スコーンに塗るジャムとクロテッドクリーム、どちらを先に塗るか、どちらが正式かの論争があるのをご存知でしょうか?
クロテッドクリーム発祥と言われるデヴォン州では、クロテッドクリームをまずスコーンにつけてからジャム、イギリスのさらに南西部にあるコンウォール州では、ジャムをつけてからクロテッドクリームをつけるのが伝統なのだそうです。そのため、実際はどちらもイギリス式のスコーンの食べ方としてOK。
ちなみにイギリスのエリザベス女王は、ジャムが先のコーンウォール州式で食べていると、王室で長く働いていたシェフが証言しており、ここ最近の「スコーン論争」はコーンウォール州式が「正統派英国式」に落ち着きつつあるそうです。
(食べる際はそんなこと忘れてましたが。)
ほんのりあたたかく外サクサク、中フワフワで感動。小麦粉の粉っぽさが少なくてとても美味しいスコーンです。
パンプキンスパイスケーキも少し頂いたのですが、こちらも美味しくシナモンやナツメグのスパイスが聞いていて紅茶によく合いました。
奥さんはイギリスに住んだ経験があり、ご主人と出会った駅がNorthfields駅。その後出身地の仙台でこのカフェをオープンしたという素敵なストーリーがありました。
ソファ席や椅子席、大きなテーブルの席があり誰かと一緒でも一人でも気軽に行けそうです。
人気店のため満席になってしまうことが多々あるそう。時間に余裕があるときに是非。


「Northfields」さん
宮城県仙台市青葉区国分町1-3-13 遠藤ビル3F
電話番号
080-2801-6817
営業時間
11:00~18:00 日曜営業
定休日
水曜日 不定休有り